毎日がブエノスディアス!

~PaPiTaMuSiCaのブログ~

大阪いずみホール&神戸2009/11/27-12/1

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日本 ブラジル アルゼンチン JAPON BRASIL ARGENTINA

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南米

週末、大阪&神戸、そして尼崎に滞在。

以前このブログでも紹介した以下コンサートに行くのがメイン目的。

ふだんと違うのは、クラシックのコンサートというところ。

いずみホール2009nov

2009年11月28日(土)

新・音楽の未来への旅シリーズ・いずみシンフォニエッタ大阪第23回定期演奏会

「南米特集―降り注ぐ太陽、熱狂のリズム」 @大阪いずみホール

前日も翌日も晴れて小春日和だったのに、この日だけなぜかうす曇りで関西にしては底冷えする寒い一日でした。

15:30-

ロビー・コンサート

ギターの村治香織さんとバンドネオン北村聡さんの共演によるピアソラ

16:00-

2部構成のコンサート

日本初演も2曲あって、まずは滅多に聞けないヴィラ・ロボスとピアソラ協奏曲が聞けたのが個人的に大満足。

音については、日本のクラシック・コンサート・ホールで聴く南米音楽演奏は大抵、好みの響きが聴けないので、最近はそれに慣れてあきらめの感。クラシック・ホールで聴く場合違うものと割り切るようになってきました。

好みの問題かもしれませんが、南米音楽ではピアノもバンドネオンも、ギターやコントラバス、ヴァイオリンなどの弦楽器にしても、打楽器的要素が重要だと感じるので、楽器そのものの音がポーンとダイレクトに気持ちよく響くか?観客に届くかどうか?が大切な気がしている。そういう部分での満足度が足りないというか・・・

後ろの席だったせいもあるがオーケストラの演奏が大きく出過ぎて、バンドネオンやギターの音が聞き取りにくく感じられたのは個人的には残念だった。まあしかたない。

ふと思い出したのは、3月にブエノスアイレスの古い劇場、Teatro Cervantes テアトロ・セルバンテスで聴いた、国立 Orquesta Juan de Dios Filiberto フアン・デ・ディオス・フィリベルト楽団の演奏だ。

クラシックのオーケストラ編成がベースにありながら、その日のレパートリーはタンゴとフォルクローレ。2つの異なったジャンルの曲を著名歌手をゲストに迎えた壮大なアルゼンチン音楽アルバム発表のお披露目コンサートという特別プログラムだった。

ちなみに、このセルバンテス劇場では、毎週水曜だったかフィリベルト楽団の演奏を無料で聴かせている。

(事前に配布される整理券が必要。開催の曜日や日時は予告なく変更になることがありますので、事前に確認されることをお勧めします)

このコンサートではバンドネオンも4器ほど参加していたが、オラシオ・ロモ Horacio Lomo をリーダーとするこの楽団では不思議なほどにバンドネオンの音が前へ前へと響く。弦楽器が要なフォルクローレについてもしかり。

音響エンジニアの長年の経験と耳で調整されているようだけど、これぞ「アルゼンチン・マジック」と感じる絶妙な音の妙。

アルゼンチンに限らずで、例えばビラ・ロボスなどのブラジル音楽だったら、ギターなど弦楽器の響きが重要だろうと思うタニィです。

2009年11月29日(日)

AM11:30

ネイティブ風中華&ベトナムな料理が比較的安価で味わえる鴻華園へ。

いかにも現地飯屋風なたたずまいと独特のそっけなさがこの店らしくて実は好き。以前ココに連れてきてくれたCちゃん再訪問、相方はちなみに初挑戦。

前回はスペイン語圏のお客が接待されていたね~なんて、思い出しながら席について、生春巻きその他をオーダー。炒め物が美味しい。

実は、タニィのベトナム料理開眼デビューはアルゼンチン!

ブエノスアイレス時代、この店にも負けないくらいネイティブな中華&ベトナム料理店がパレルモにあって、値段も手ごろだったので足しげく通っていました。あんなに美味しくて流行っていたのに、経営方法が悪かったのか閉店してしまい今はもうない。

レジの傍らには大きなお魚(ピラルクみたい?)と金魚が泳ぐ水槽がある。神戸・南京町の中華料理レストランでは必ず見られるので、縁起良いのでしょうか?中国文化は詳しくないので詳細は不明。

12:30

ベトナム料理の後は、イタリア・トリノに本店を持つというチョコレート専門店カファレルへ。ここもCちゃんと前回も来たのでした。

早い時間に行ったので2テーブルのみしかない、イートイン席にほどなくして座ることが出来た。

この席目指して来店するお客が多いのに相方驚く。このお店の名物?濃厚なジャンドゥーヤのケーキとトリノ名物ビチェリン(エスプレッソ+チョコの飲み物)を堪能。トリノとビチェリンは愛知万博のイタリア館で経験してからの病みつきに。とはいえ、そうそうどこでも頂けるものではないけれど。トリノではチョコレート・スタンプ・ラリーがあるというのを以前テレビで見たことがある。有料のスタンプ・ラリーでお店を訪ねスタンプを押してもらう時、特別のお試しミニ・チョコレートセットがもらえる特典が魅力で、支払った以上の価値があってお得なのだとか。

楽しいお茶の時間はあっという間に終わって、夕方、Cちゃんとお別れして名古屋に戻った。

弊ブログ関連記事:

「降り注ぐ太陽、熱狂のリズム―南米音楽特集」@大阪

http://bsas.blog115.fc2.com/blog-entry-824.html