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詳細UPされてます*第58夜:音楽の魅力溢れる小国・ウルグアイ

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URUGUAY ウルグアイ

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昨年(2011年)8月に出演した「新・音楽夜噺」での紹介内容がUPされていましたのでリンクをご紹介します。

別のアルゼンチン音楽企画で関口さんからお誘い頂いた際はお断りしてしまったので、私にとっては相方がアルゼンチン・タンゴをテーマに出演した2006年以来の夜噺でした。

でもこの日は、たぶんふだんとは違うスペシャルな夜噺でした。

というのもすっかり日本でもおなじみ、ウルグアイ音楽界のマエストロ、ウーゴ・ファトルーソ Hugo Fattoruso がちょうどツアーのため前日到着し急きょおしのびゲスト出演として聞き手の松田美緒さんとのドゥオで数曲披露してくれたのですから。

「ウーゴの前でウルグアイ音楽について話す」という事は現地の音楽大家の目の前でその国の音楽の話をする状況です。光栄ではあるもののプレッシャーたっぷりのシチュエーション。最初はどうしようかと思いました。

しかし私の成長をやさしいまなざしで見守り続けてくれていたウーゴ、その日もいつも変わらぬ温かな表情でそっと私の背中を後押ししてくれ、むしろ勇気が沸いたのでした。

私がアルゼンチンに暮らし初めた1998年以来、ブエノスアイレスに来るたび連絡をくれライブに招待してくれたり、ウルグアイでは毎回CDショップ巡りやアーティスト紹介、太鼓工房やスタジオ見学、カンドンベ練習場所へ・・・と毎回多くの良質なアルゼンチン音楽&周辺音楽の世界へと誘い続けてくれるウーゴ先生、今年の夏もきっと新たな世界を日本のファンに聞かせてくれる事でしょう。

※ウーゴ・ファトルーソはその幅広い活動とキャリアで、ウルグアイのみならずアルゼンチンやブラジルのアーティストのサポートでも引っ張りだこのアーティストであるため、3ケ国をまたにかけた活動をし、造詣が深いのです。

聞き手に松田美緒さんをご指名し快諾頂けたのも幸運でした。

(実は少し夜噺で歌ってくれないかと当初より打診していたのであんな素晴らしいミニコンサートになるとは感動でした)

ポルトガル~ブラジル~アフリカ~地球規模に音楽交流を広げ、独自の世界を築く彼女の活動は片時も目が離せないものですが、2010年春のアグスティン・ペレイラ・ルセーナ Agustin Perreyra Lucena招へいの際には、是非!と彼のツアーに同行頂きました。

美緒さんから「今度また南米に行くのですが、アルゼンチン、ウルグアイでおすすめのアーティストをぜひご紹介下さい」と依頼をうけ、フランチェスカ・アンカローラ Francesca Ancarola、オラシオ・ブルゴス Horacio Burgos、マルセロ・チオディ Marcelo Chiodi、レイ・タンボール Rey Tamborなどのアーティストたちを紹介したこともあり(もちろん多くの方からもご紹介があったと思いますが)それらのつながりが2010年チリ・ウルグアイ・アルゼンチン3カ国をめぐる南米公演「トランス・クリオージャ」(国際交流基金主催)に発展し、2010年11月東京での帰国凱旋公演につながっていったのです。彼女もすっかりウルグアイ音楽の魅力にはまり、夜噺当日も少し前にウルグアイを含む南米の旅から戻ってこられたばかりで、歌い手さん目線でフレッシュな現地情報が聴け狙い通り、充実した内容の夜噺になりました。

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お店にあったギターでポーズ、後ろのLi-po 李白の絵が気に入ったウーゴさん。

新・音樂夜噺 第58夜:音楽の魅力溢れる小国・ウルグアイ | 谷本雅世 x 松田美緒

http://www.ongakuyobanashi.jp/past_events/058/index.htm

※紹介のアルバムタイトル(日本語題)はわかりやすいよう当方で訳したものです。

松田美緒さんの日本盤を除き、音源を探される場合はスペイン語原題による検索でお求め下さい。

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