毎日がブエノスディアス!

~PaPiTaMuSiCaのブログ~

タンゴ・エレクトロニカ?

 「ダイヤモンドの輝きのように食器がきれいになる!?」・・・というイメージで、某社・食器洗浄機

洗剤「フィニッシュ・タブレット」のCMを最近目にしますが、どう~もBGMが、タンゴ・エレクトロニカ

Tango Electronica=エレクトリック・タンゴっぽくはないですか?

う~気になる。

ぱっと初めてCMを見た印象は、「あれ?ゴタン・プロジェクト Gotan Project?」…って思いました。

とってもゴタンっぽい・・・

Lunatico.jpg

 ゴタン・・・は少し前に一世を風靡した、フランス・パリ発、エレクトリックサウンド系タンゴで欧州在住

アルゼンチン人マカロフ makaroffが中心となり、ゲストも多彩。

ParisGotan_ChampanRosado.jpg  2007年11月にタンゴ・ネグロ・トリオ Tango Negro Trioで来日したカセレス J.C.Ca'seresとも親交ある人物で、カセレスもゴタン絡みの別ユニット

"Paris Gotan Tri'o"に参加し"Champan Rosado"なるCDを出しています。

 パリとブエノスは・・・街も似ていれば、人や文化の交流も密で、

ピアソラユパンキなど在パリ経験のあるアルゼンチン人も意外に多く、

言語こそ異なりますが、互いに惹かれあう関係のようです。

 ゴタン・・・と呼応するもう1つのエレクトリック・タンゴ・グループ。

タンゴの本場、アルゼンチンのエレクトロニック・タンゴといえばバホフォンド。

この2つ、私タニィ的には時々混乱を覚えるほどです。

でも個人的にはバホフォンドには以前から応援しているアーティストたちが多数ゲスト参加

してたり、馴染みがあって魅力的。

例えば

スペイン在住のウルグアイ人ポップ系シンガーソングライターの

ホルヘ・ドゥレクスレル Jorge Drexler

女ゴジェネチェの異名を持つアルゼンチン人タンゴ歌手の

アドリアナ・バレーラ Adriana Varela、この二人はどちらもトラスティエンダのライブで

お目にかかりました。

最新作の「Mar Dulceマール・ドゥルセ」には小松亮太さんも参加するなど何かと話題性も多い

グループです。

(ちなみにタニィは在ア中より、ホルヘ・ドゥレクスレルとアドリアナ・バレーラの熱心なファンです。)

Eco.jpg 12SegundosDeOscuridad.jpg

(左から)Jorge Drexlerの名盤"Eco"と"12 Segundos de Oscuridad"

CuandoElRioSuena.jpg Mas Tango

(左から)Adriana Varelaの超愛聴の名盤"Cuando El Rio Suena"とまあまあの"Ma's Tango"

タニィHP関連記事: 

Adriana Varela en "La Trastienda"

▲当時としてはいささか早過ぎた?ハイメ・ロ-ス Jaime Roos名プロデュースによるカンドンベや

ムルガとタンゴの名曲を歌った歴史に残る名盤、"Cuando El Rio Suena"(左)レコ発ライブの

レポート。

とりあえず、「●●(洗剤名), CM, タンゴ」であっちこっち検索してもヒットなし。

メーカーのサイトを見ても一切説明はなく、CM動画もUPされてないわけで・・・問合せ先もないし、

まっいいかと・・・。

詳しい方、ご存知の方がいらっしゃれば、お教えてください。気になってマス。笑

↑・・・と書いたら↑

この日記をUPした直後に親切な読者Tさんから以下のような即答がありました。

LaRevanchaDelTango.jpg

>食器洗剤のCM曲は、Gotan projectのEpocaという曲です。

>1stアルバムLa Revancha Del Tangoの2曲目に入っています。

>スリリングな感じのかっこいい曲ですね。

じ~~~ん・・・

Mil gracias!.です。感謝!!!

タンゴのCM曲・・・に関する余談ですが、

以前、松嶋菜々子出演の生茶CMでガルデルの美しい名曲『首の差で=Por Una Cabeza』が

バンドネオンとバイオリンのインスト.で流れていた時も、息を止めて聞きいってしまった経験が

ありますが、あれもいろいろ調べていたら、親切な方が「あの曲の演奏は、バンドネオン啼鵬さん、

バイオリン=金子飛鳥さんですよ」と教えてくださいました。

参考:「限りなく啼鵬 2006年10月 3日

 飛鳥さんはGAIA CUATROでの演奏とヴォイスが最高!に素晴らしく、大好きだったのでおおおぉ!

とうれしいニュースに動揺しましたが、そののち、飛鳥さんと直接お話する光栄な機会があって

「あの演奏は、CM用アレンジで、CDには収録されてないんです」

・・・と聞いて、もったいない!!!マータイさんじゃないけど)と思ったものです。

 啼鵬さんの生演奏は機会を逃しまだ聞いたことがありませんが、相方は最近の活動は詳しく

ないものの、過去に多少縁があるのだとか。

このポチっと!↓で、

更新の励みになりますっ♪