「七つのピアソラ」@UPLINK
2008/03/23(日)渋谷・UPLINKにて「七つのピアソラ」に行きました。
3/23(日)Uplink factory
「AMIGO BANDONEON」
峰万里恵(歌)+高場将美(ギター・MC)+オリヴィエ・マヌーリ+齋藤徹
開場 14 : 00 開演 14:30
タンゴ愛好家の方々、音楽を愛する友人など多くの方が集まり熱気で締め切ったホールはのぼせそうなほど・・・後半はエアコンが入り、快適?になりました。
オリヴィエ氏のCDは既に手元にあるので、斎藤徹さんの持っていない旧譜「コントラバヘアンド」と
「八重山游行」(斎藤徹/沢井一恵・2枚組)ともにジャバラ・レーベルを購入。
オリヴィエ氏は両腕にマイクを通しての演奏・・・最初この黒い線は一体何?と不思議でした。
彼はフランス人ですが、発音も含めアルゼンチンのスペイン語を流暢に話される気さくな方。
欧州では私と相方が応援しているアルゼンチン人演奏家たちとの演奏による交流やブエノスアイレス、ウルグアイでの演奏活動もあるようです。バンドネオンによるフォルクローレやカンドンベへのアプローチも果敢に行ってきている様子。ツアーが始まって3日めでしたが、旅の疲れも見せず笑顔でよく話される方。ブエノスアイレスの日本庭園もご存知でした。演奏は、曲を重ねるうちにどんどん良くなっていくのが伝わってきました。
一方斎藤徹氏ですが、乾千恵さんの画文集「7つのピアソラ」にて「黒くて、乾いたピアソラの音」と表現されている徹氏のコントラバスの音色を、生で体験するのが楽しみでした。あえて生演奏で体感したいと思い、事前にCDで演奏を聞くことはしませんでした。
なるほど・・・今まで聞いたどの演奏とも非なる「徹の音」を感じました。楽器にも何か特別な印象を受けました。惹きこまれる演奏、迫力。
オリヴィエ氏のオリジナル曲「ミロング Milongue」(=スペイン語のMilongaをフランス語風に造語したタイトル)でのオリヴィエ+徹のせめぎあいが特に印象的でした。
このお2人の演奏はダンサーのジャン・サスポータス氏を加えてのち、4月はじめにもう一度名古屋で聞く予定にしています。それまで、どんな風に2人がツアーを通じて、音と音、人と人、演奏の心を通わせ合うかが楽しみです。
高場氏のギターと峰女史の歌がお2人をひきたて、ピアソラと彼をとりまく偉大なマエストロのタンゴ世界をたっぷり聞かせてくれました。
バックには画文集で見た千恵さんのピアソラの世界を表す3枚の絵。このコンサートに寄り添うように出演者の演奏を見守っていました。
※この日記は書きかけ、です。後で画像やリンクが増える予定です。
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