2016年度「日本タンゴ・アカデミー」全国会員の集い & vol.94タンゴ・セミナー
相方が長年理事をつとめる「日本タンゴ・アカデミー」の2016年度全国会員の集い。
この日はセミナー講演する内容がなかなか貴重であり初参加しました!
セミナーは有料ですが、非会員でも参加可能(私は会員の家族枠で参加)
そしてアカデミーでは今後さらに門戸を広げ、非会員にもひろく親しんでもらえるよういろいろと企画されていくそうです。
講演は2016年3月6日(日)11時よりスタート。
座る席が足りないほどの盛況ぶりでした。
vol.94タンゴ・セミナー
「来日タンゴ楽団の記録 ~16ミリフィルムに残された希少映像~」
希少映像は1960年代の映像を中心に紹介されました。以下タイトルご紹介。
1.ラ・クンパルシータ/キンテート・ア・ロ・ピリンチョ(1965年11月)
La cumparsita / QUINTETO A LO PIRINCHO
2.パリのカナロ/キンテート・グロリア(1967年11月)
Canaro en París / QUINTETO GLORIA
3.月下のコンサート/アルマンド・ポンティエル楽団(1967年4月)
Concierto en la luna / ARMANDO PONTIER y su orqueata típica
4.白いカンドンベ(カンドンベ・ブランコ)/オスバルド・プグリエーセ楽団(1965年8月~12月)
Candombe blanco / OSVALDO PUGLIESE y su orq.tip.cantan JORGE MACIEL & ABEL CORDOBA
5.想い出(レクエルド)/オスバルド・プグリエーセ楽団(1965年8月~12月)
Recuerdo / OSVALDO PUGLIESE y su orquesta típica
6.エル・チョクロ El choclo / キンテート・レアル QUINTETO REAL 1964年6月16日NHK放送「夜のコンサート」
7.ラ・プニャラーダ La puñalada / キンテート・レアル QUINTETO REAL 同上
8~15.記録映画 「日本のカナロ」 フランシスコ・カナロ楽団(1961年)
La pelicula documental "Canaro en JAPON" / Francisco Canaro y su orquesta típica
1960年代はフィルムが高価でテレビ局でも何度も再利用された時代。ここに残っていたものは個人愛好家が撮影し長く保管されていたものがたまたままとまってオークションに出たもので、傷みがひどく再生に長い時間を要しました。
マエストロたちが動く映像、特にカラーなどは母国アルゼンチンにもほとんど残っておらず、世界遺産に認定されているアルゼンチン・タンゴの貴重な文化遺産といえます。
非会員が参加できるプログラムはここまで。
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その後は会の報告と懇親会へ。
懇親会は、会員と会員の家族のみ参加可能で、午後からアストロ・リコのアルゼンチン・タンゴ生演奏とSayacaの歌による二部制のミニ・コンサートも催されました。
私は非会員とはいえ、中部・横浜・関西などで開催するタンゴの例会など、2005年以降相方のサポートとして実質かかわっているので、知ったお顔もたくさんあり、お久しぶりのご挨拶が出来て楽しい時間でした。