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~PaPiTaMuSiCaのブログ~

PaPiTa vol.1「マテ茶&アルゼンチン音楽の会」プログラム

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ARGENTINA アルゼンチン

PaPiTa MuSiCa2012 vol.1

「マテ茶とアルゼンチン音楽を楽しむ会」

2012/01/29開催

■本格的なマテ器とボンビージャ(金属ストロー)を使った「マテ茶」の入れ方と頂き方デモンストレーション por Masayo Tanimoto

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■パート1 <マテ茶にちなんだタイトルを集めて> por Hideto Nishimura

01CD GPesce035 01CD MVillasboas 034 01CD RRossi 033

01CD PGiraudo037 01CD RBarbosa 036

(画像の並びは以下紹介順です)

1.マテ茶を飲みなよ Toma mate, che (Santiago Ramos)/グラシエラ・ペッセ(歌)

CD:GLD GK28511 "Tango para chicos vol.2/Graciela Pesce"(2004)

1857年発表のアルゼンチン製タンゴ・アンダルース。アルゼンチン・タンゴ誕生以前に存在した劇場歌曲のタンゴで最も古い作品とされるもの。

2.苦いマテ茶 Mate amargo

(a)<タンゴ> (Prudencio Aragon)/ミゲル・ビジャスボアス楽団

CD:Sondor(Uruguay)8181-2 "Grandes éxitos/Miguel Villaboas"(2004)

1910年代に発表されたピアニストによる古典タンゴ作品。作曲者アラゴンブエノスアイレス生まれだが、晩年をウルグアイで過ごした。演奏はあウルグアイを代表するタンゴ楽団。

(b)<ランチェラ>(Carlos Bravo-Francisco Brancatti)/ラファエル・ロッシ楽団、カサディ兄弟(歌)

CD:EMI 7 66399 2 "Grandes éxitos/Rafael Rossi"(1985)

ランチェラは1940年代まで都市部でも盛んに踊られていた3拍子系のダンス音楽。「苦いマテ茶」はランチェラの最も知られた曲の一つ。

(c)<ジャズ>(Pedro Giraudo)(組曲「デスコンスエロ」より)/ペドロ・ヒラウド・オーケストラ

CD:PGM(USA)020578 "Desconsuelo/Pedro Giraudo"(2005)

アルゼンチン人でアメリカを中心に活躍するジャズ・ベーシストによる自作。フォルクローレのテイストを使ったユニークなジャズ。ニューヨークでの録音で、メンバーは多国籍。

3.マテ茶と想い出 Mate y recuerdo (Raúl Barbosa)/ラウル・バルボーサ(アコーディオン

CD:EMI=PAMPA 8 52128 2 "El rancho 'e la cambicha / Raúl Barbosa"

アルゼンチン・リトラル地方の音楽チャマメの名アコーディオニストの自作自演。リトラル音楽にはマテ茶をテーマにした曲がとりわけ多い。

- 休憩 -

今池名古屋シネマテークで3月末公開予定のアルゼンチン映画 por Hideto Nishimura

「瞳は静かに(原題:Andres no quiere dormir la siesta)」ご紹介

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弊ブログ関連記事:2011/12/06 アルゼンチン映画「瞳は静かに」公開まぢか!

(プエンテ・セレステの映像2曲、記載もれしていました)

■最旬音源映像1:プエンテ・セレステ「カフェ・ビニロでのライブ映像」 por Hideto Nishimura

En vivo en café vinilo (Puente Celeste) CD+DVDより2曲。

PuenteCeleste_EnVivoEnCafeVinilo.jpg

1.チキータ Chiquita(エドガルド・カルドーソ Edgardo Cardozo)

2.アイレ・セレ Aire seré(エドガルド・カルドーソ Edgardo Cardozo)

■速報!カルロス・アギーレnewアルバム音源より特別公開 por Masayo Tanimoto

2/19発売予定 "オリジャニア Orillania(Carlos Aguirre カルロス・アギーレ)" /(Shagrada Medra- Inpartmaint RCIP-0171) から、カルロス・アギーレ自薦による2曲。

Orillania_CarlosAguirre.jpg

1.海を見つめる男 El hombre que mira el mar(Carlos Aguirre)

ゲスト:モノ・フォンタナ(キーボード)

2.カンドンベの仲間たち Compadres candomberos(Carlos Aguirre)

ゲスト:ルイス・サリーナス(ギター)

■カルロス・アギーレは2010年ソロ初来日公演と講演会をCafé Dufiで行いました。

このイベントの前日、アルゼンチンのパラナに暮らすカルロス・アギーレご本人に私たちは直接電話をし、お話をうかがいました。

PaPita:「日本のファンに明日あなたの最新アルバムから2曲だけ聞いてもらう予定なんだけど、どの音源をリコメンドしますか?」と尋ねたところ、

C.Aguirre:「う~ん、どの曲もとても素晴らしい出来ばえでお勧めなんだけど・・・、しいていえば1曲めと13曲めかなぁ。」・・・となやみながら選んでくれた2曲です。

そのことを、発売元のインパートメント・稲葉さんにもご報告しましたところ、以下試聴可能な音源URLにて日本盤発売元インパートメントがその2曲を公開されていますのでぜひアクセスしてみて下さい。

http://soundcloud.com/pdis_inpartmaint/sets/carlos-aguirre-orillania

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■パート2  <マテ茶を飲みながら聴きたい最新アルゼンチン音楽CDから> por Masayo Tanimoto

seba_ibarra_palimay.jpg AdentroHayUnJardin_LucasHeredia.jpg SinCabezaEspositoDelgadoDuo.jpg

SinPalo_JuanPabloDiLeone.jpg Anima_EthelKoffman.jpg RarasPartituras7Alberto GinasteraxArgentos

(画像の並びは以下紹介順です)

1.テレレ Tereré (Seba Ibarra - Guido Romero)/セバ・イバーラ(歌・ギター)

CD:"Palimay" / Seba Ibarra (2009)

アルゼンチン北部チャコ州出身の青年SSWセバ・イバーラの2nd.アルバムからのオリジナル曲。首都ブエノスアイレスより暑いチャコでは冷やしマテ茶=テレレを飲む習慣がある。ブラジル北東部調の軽快なリズムの曲。

2.ミランダを見ながら mirando a miranda (Lucas Heredia)/ルーカス・エレディア(歌・ギター)

CD "adentro hay un jardín" / Lucas Herredia (2010)

若手ギタリスト、ルーカス・エレディアによる初アルバム。全曲自作。気のおけない仲間たちと作ったアルバム「奥には庭がある」。より

3.頭なし Sin Cabeza (Guillermo Delgado)/セバスティアンエスポジト(ギター)、ギジェルモ・デルガドコントラバス

CD "Sin Cabeza" / Esposito - Delgado Duo (2008)

ギターとコントラバスのドゥオによるインスト中心の(恐らくこのドゥオでは初の)アルバム。ビートルズの「アクロス・ザ・ユニバース」を除き全曲2人のオリジナル。

4.急場しのぎのチャカレーラ Chacarera del expediente (Gustavo "Cuchi" Leguizamón)/フアン・パブロ・ディ・レオーネ(歌・ピアノ)、フアン・キンテーロ(歌)

CD "Sin palo" / Juan Pablo Di Leone (2011)

マルチ管楽器奏者としてアルゼンチン音楽界で知られる若手による初アルバム。多彩な豪華ゲストと管楽器以外の楽器や歌も披露、マルチインストゥルメンタリスト/ボーカリストとしての才能を発揮した自信作から、共演のフアン・キンテーロとのハーモニーが素晴らしいアルゼンチン現代フォルクローレ界を代表するクチ・レギサモンの一曲を。

5.Farizada (Sandra Corizzo)/エテル・コフマン (歌)

CD "Ánima" / Ethel Koffman (2011)

アルゼンチンの第三都市ロサリオ出身で70年代からロック、ジャズの分野で活躍する女性シンガーによる最新アルバムからの一曲。近年は安定した温かみある歌唱で、新旧フォルクローレの美しい曲をしっとり聴かせている。カルロス・アギーレ主宰のシャグラダ・メドラ・レーベルからの一枚。

6.クリオージャ Criolla (Alberto Ginastera 1940)/アルヘントス (演奏)

CD "Raras Partituras 7 Alberto Ginastera x Argentos" / Argentos (2011)

アルゼンチン国立図書館秘蔵の貴重な楽譜集(ララス・パルティトゥーラス)プロジェクトの第7集アルバムは、リチャード・ナン、アラン・プラクタ、ピアソラの孫であるピピ・ピアソラら若手中堅演奏家を中心に活躍する現代ジャズ・グループ「アルヘントス」による南米を代表するクラシックの作曲家ヒナステラ曲集からの一曲。

ご好評につき、引き続きアルゼンチン文化と音楽や旅をテーマにイベントを3月中開催目標で予定します。

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