毎日がブエノスディアス!

~PaPiTaMuSiCaのブログ~

祝来日♪ リリアン・サバ Lilian Saba

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ARGENTINA アルゼンチン

1月15日(金)「日亜交流シンポジウム」が東京で開催され出席しました。

ふだんは東京在住でないので、イベントもなかなか参加できませんが

どうしても参加したいとき、時間が許せば神出鬼没に東京にも大阪にも

現れるタニィです。

「日亜交流シンポジウム」は外務省と国際交流基金が主催した文化面から

日本とアルゼンチンがどのような関係を今後築き交流しあうことが出来るか?

について各論者が意見を交換しあいました。

同時刻に日亜経済系の会議が開催されたそうで、普段見かける知り合いの多く

はそちらに行っていたかも?

とはいえ、日本の岡田外務大臣とアルゼンチンの外務大臣が冒頭挨拶を述べる

など公式にも重要な意義あるシンポジウムとしての役割を果たしていました。

個人的には2人のアルゼンチンからの出席者に興味があり挨拶したかったのです。

オラシオ・ゴンサレス Horacio Gonzales

今回の来日団長、アルゼンチン国立図書館館長。

彼は2006年に初来日公演した哲学科教授でもある歌手、リリアナ・エレーロ Liliana Herrero

のパートナーでもあり、彼女の音楽やCD、アルゼンチン音楽について印象的な文章や映像で

語っています。面識はなかったものの文章での交流があり会いたかった人です。

リリアン・サバ Lilian Saba

ピアニスト・作曲家であり、音楽教授でもあるSSWリリアン・サバ。彼女のコンテンポラリーで

ありながらアルゼンチン独特の気候風土や人々の営みが感じられるフォルクローレには日本のファン

も多いのです。ノラ・サルモリアとの共演CDや最近では国立図書館の貴重な楽譜を再現したCD

アルバムでの演奏が秀逸です。

http://www.liliansaba.com.ar/

リリアン・サバとは10年近く前ブエノス在住時にノラ・サルモリアとのドゥオ・コンサート会場で

挨拶した事があり初対面ではないですが、ゆっくり話す機会もなかったので今回ぜひともインタビュー

を・・・と連絡を取りました。

以下リリアン・サバのディスコグラフィー

試聴はリリアン・サバ公式サイトのDiscografiaからどうぞ。

【ソロ・アルバム】

"CaminoAbierto" ひらかれた小路(こみち) 1997 Gobi Music

by Lilian Saba

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初期の作品なのに、今聞いても心に沁みて・・・静かな感動を呼び起こす作品。

"La Bienvenida" 歓迎 1999 Gobi Music

by LilianSaba

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現代フォルクローレの進化形なのにモダン過ぎず泥臭くもないのにアルゼンチンの気候風土や

人々の営みさえも感じさせてくれる作品。

"MALAMBO LIBRE"自由なマランボ* 2003 Gobi Music

by Lilian Saba

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今、日本でも熱狂的なファンが増えているカルロス・アギーレ参加のアルバム。

*マランボとはフォルクローレ用語で、チャカレーラなどを踊る際のガウチョの足裁きや

その時に出る音のことを指します(タップダンスのような動きと音色がします)。

"Pequeñas Alegrias"小さなよろこび 2001

by Lilian Saba

Pequen~asAlegrias_LilianSaba

私がアルゼンチン音楽のとりこになった決定的一枚。

週末昼下がりのアルゼンチン郊外、あたたかな家庭の味を感じさせてくれる。

【コンピレーション参加作品】

"Raras Partituras 3 folklore" 貴重な楽譜からⅢ フォルクローレ

2007 Epsa Music

by Juan Quintero/Lilian Saba/Coqui Ortiz

03folklore.jpg

アルゼンチン国立図書館蔵の貴重な楽譜を再現した作品集。

同題(Raras Partituras 貴重な音源から)シリーズのフォルクローレ篇にリリアン・サバが参加。

他多数。他アーティストCDのプロデュースも多数。

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