移動と表現 ~変容する身体・言語・文化@沖縄
沖縄からご案内を頂きました。
移動と表現 ~変容する身体・言語・文化
美術館開館一周年記念展覧会
『移動と表現』
http://www.museums.pref.okinawa.jp/art/topics/detail.jsp?id=220
沖縄県は移民県としてつとに知られ、遠くは南米のペルー、アルゼンチン、ブラジルをはじめとし、北米、ハワイ、南洋群島などの地域へ多くの人々が夢を抱いて渡航しました。幾多の苦難を乗り越えた先人たちが、その勤勉さと地道な努力によって成功を収め、今日では現地社会を担うリーダーとして活躍している方も少なくありません。その結果、移民先からの金銭や物資の援助等により県経済の活性化や文化の発展に多大な貢献をしてきました。
芸術の分野では、沖縄から表現活動の場を求めて海外へ渡り、現地で成功を収める作家の存在が県内アートシーンへの刺激となり、また移動先における芸術活動の展開もますます活発になっています。
今回の開館一周年記念展となる企画展『移動と表現』では、“移動”という大きなテーマを軸として、第一章では占領下の沖縄で異文化との交流によって大きな影響を受けた「ニシムイの画家たち」の作品が展示されます。第二章では南米や北米で活躍している沖縄をルーツとする作家たちの作品が一堂に会します。第三章では近隣アジアで移動し活動する作家たちの作品を紹介し、さまざまな場所や時代の中で異文化接触によって美術表現がどのように変容し展開してきたかということを鑑賞していただきたいと思います。
また本展覧会が、これまでの沖縄像を問い直し、<移動>をキーワードにして沖縄の表現の幅を広げて、深化していくことを期待します。
会 場
沖縄県立博物館・美術館 美術館企画ギャラリー 1・2
日 程
2008年1月31日(土)から3月29日(日)
主 催
入館料
大人800円 大高生600円 小中学生300円
前売り券、団体割引
大人640円 大高生480円 小中学生240円
※▼関連イベントもあります。事前にチェック下さい。
■アルゼンチン・タンゴ (シンティア&ガストン)
2/14(土) 14:00 / 17:00
2/15(日) 13:30open 14:00start
■映画上映&トーク 13:30open 14:00start (2/26の上映のぞく)
2/26(木)「姓はヴェト名はナム」18:30start
3/14(土)「ミリキタニの猫」
3/15(日)「世界ウチナーンチュ紀行」
■講演会 13:00open 14:00start
3/1(日)移動と表現
3/28(土)現代アート講座
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出展アーティストの中から抜粋:
Julio E. Goya フリオ呉屋
1985年~沖縄在住のフリオ呉屋 Julio E. Goya さんはスチールによる造形で東京・神奈川・
京都ほか全国で個展を開催、積極的に活動され、鶴をモチーフにした作品は母国アルゼン
チンにもあります。近年は漢字をモチーフにした作品を発表。
http://www.discovernikkei.org/nikkeialbum/en/node/545
Julio GOYA sculpteur
Haroldo Higa アロルド・ヒガ
ペルー出身日系のアロルド・ヒガ Haroldo Higa さんは沖縄留学経験者で日本語も堪能。
タニィの在アルゼンチン時代に日本庭園で個展を開催、お世話になりました。
(パンフレットにはハロルド・ヒガとありましたが、スペイン語読みではアロルドが正しいはず。)
このたび久々に彼の名前とポップな作品を拝見できて懐かしさでいっぱいです。
ペルーの首都リマの芸術大学で指導されているよう。
http://www.corrientealterna.edu.pe/profesores7.htm
comercial alpha haroldo higa
Alpha(画材メーカー?)CMシリーズに出演のアロルド・ヒガ。
39歳になる偉大なるアーティストの彼がアルファを手にすると10歳の子供のように
楽しんでいる・・・。いいCMですね。
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2010年、アルゼンチン建国200年に向けて・・・
♪いま、アルゼンチンがおもしろい♪
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